日中未来の会の第5回訪中団が2015年11月3日から11月8日まで、北京、南京、上海を訪れました。例年どおり、北京・上海で関係団体と座談会・シンポジウムを行い、研究者の講演を聞いたほか、今年は南京にも足を延ばし、南京大虐殺紀念館を参観しました。また、上海では、今年10月に上海師範大学内に開設されたばかりの「慰安婦歴史博物館」も訪れるなど、戦争の愚かさ、悲惨さを再確認するとともに日本の過ちを深く反省し、平和の大切さを改めて認識する旅ともなりました。
【in北京】
◆劉徳有・元文化部副部長の講演◆ 11月4日AM
毛沢東主席や周恩来総理の通訳を務めたご経験のある劉徳有氏から、昨年に続き、通訳者時代のエピソードを中心にお話を伺いました。
◆中国共産党中央対外聯絡部の劉洪才副部長との座談会◆ 11月4日PM
今後の日中関係をどうするか、具体的に中国側・日本側はどういうことを考え、どう動いていけばよいのかという問題をめぐり、率直な意見交換を行いました。様々な障害がありながらも国交正常化を成し遂げた歴史を振り返り、そこから学ぶことの意義や、現在は民間友好の勢いが小さくなってしまっているが、やはり一番大切なのは民間の力であることなどを改めて確認しました。最後に劉洪才氏から、日中関係は「再出発、再構築」が必要だとの提言がありました。
◆社会科学院日本研究所との座談会◆ 11月4日PM
社会科学院日本研究所からは高洪所長代理ら十数名が出席され、最近の日中関係について意見を交わしました。
◆中国社会科学院の陶文釗・元米国研究所副所長の講演◆ 11月5日AM
例年どおり、最近の中米関係についてレクチャーを受けました。
【in南京】
◆南京大虐殺紀念館を参観◆ 11月6日AM
【in上海】
◆慰安婦歴史博物館を参観◆ 11月7日AM
◆シンポジウム「2020年に向かう中日関係」◆ 11月7日PM
上海市日本学会、上海日本研究交流センターと「2020年に向かう中日関係」をテーマにシンポジウムを行いました。上海側は、上海市日本学会会長の呉寄南氏ら20名近くが出席され、まずは日中双方の主題報告を行った後、「政治・外交・安全保障」と「経済・文化・民間交流」の2つの分科会が開催されました。