10月18日、第19回勉強会が開催され、元土井たかこ代議士秘書で、市民運動に長く身を挺してこられた五島昌子さんから、「市民運動について」をテーマにお話しいただきました。
土井氏が死去されたばかりであったこともあって、平和憲法や女性の権利を守るために戦い続けた土井氏のエピソードを、側近中の側近であった五島さんの視点から語っていただきました。
また、護憲や脱原発をはじめとするさまざまな市民運動に身を捧げている五島さんですが、市民運動については、「運動することで分かり合える、その積み重ねが大切」と指摘したうえで、「政治と市民運動をドッキングすることは難しい。どうすればいいのか」と問いを投げかけました。
これまで長く市民運動にかかわってきたものの、なかなか現状を変えられずにいることについて、自らの反省も踏まえて、「『大きく変えていく』という何か欠けているからではないか」と分析。「それでも『怒り』はある。これがある限りこれからも運動を続けていく」と力強く語りました。