第3回勉強会開催

春のポカポカ陽気に恵まれた16日、東京は桜の開花宣言が出されました。観測史上最速タイの開花だそうです。そんな春本番の気候の中、第3回勉強会が開催されました。

今回は野村證券にて中国業務を20年にわたり担当され、北京と上海での駐在経験もお持ちの石川嘉英氏より、「中国の株式市場」についてお話いただきました。
中国株の種類や市場規模、特徴等、図表を使って大変わかりやすくご説明いただき、中国の株式市場の概況について理解することができました。石川氏は、中国の株式市場は非流通株の流通化をはじめとする改革を深化させ、健全化と透明性の追求も進めているものの、市場操作やインサイダー取引等、課題もまだまだ多く、今後の展開、行方を注視していく必要があると指摘されました。

その後、横堀克己氏より17日に閉幕した第12期全国人民代表大会について若干の報告がなされ、温家宝総理の10年間の実績や残された問題、鉄道部の解体等を盛り込んだ政府機構改革等について説明がありました。

最後に、当会の今後の活動方針や勉強会で取り上げたいテーマ等について活発な意見が出され、参加者のみなさんの当会に対する意気込み、期待が強く感じられました。

4月の勉強会の後には懇親会を予定しており、食事をしながら日中関係の現況、当会のありかた等についてざっくばらんにお話できたらと考えています。勉強会と併せてぜひご参加ください。